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9784652206362
放課後によむ詩集
著者/小池昌代(編) 出版社/理論社 サイズ/144ページ 17*13cm 発行(年月)/2024年11月
販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)
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気が遠くなるほど せかいそのもの
仲間から離れ、一人になった時間に、ゆっくり、じっくり向きあえる、三十一の詩篇を選びました。詩人・小池昌代さんによるコメントが、読者の読みにそっと寄りそい、詩の世界に風を通します。すべての人の「放課後」に贈る孤独をみがくアンソロジーです。 ■古今東西から31 の詩を精選して掲載 「孤独をみがく」をコンセプトに、古今東西から詩を集めました。中原中也「サーカス」、新川和江「わたしを束ねないで」から、三角みづ紀、岡本啓、青柳菜摘、高安海翔といった、気鋭の詩人による現代詩、海外詩まで、幅広く掲載しています。 ■読みを広げ、助ける、詩人によるコメント すべての詩に、小池昌代さんによるコメントが入ります。『通勤電車でよむ詩集』(NHK 出版)、『おめでとう』(新潮社)など、優れたアンソロジーの編者としても知られる詩人の言葉は、読者の読みを固定化せず、自由に読むことの喜びを伝えます。初めて詩を読む人や、詩に挫折してしまった人にとって、最適の「詩の入門書」にもなりえます。 ■巻末「詩人紹介&ブックガイド」 この詩集を読み、一篇の詩や、一人の詩人が気になった読者に「次に読んでほしいおすすめの本」を、巻末で紹介しています。また「詩人が十代のころ、何をしていたか」にも注目。なぜ彼らは詩を書いたか、その一端を感じられます。 <目次より> セザンヌ夫人(飯島耕一) 春分の日(三角みづ紀) 金田君の宝物(松岡政則) まちかど(まど・みちお) 犬うごかん(高安海翔) くらし(石垣りん) 天(山之口貘) 地面の底の病気の顔(萩原朔太郎) 雲のやうに(左川ちか) 朝礼(井坂洋子) 住所(ソホラーブ・セペフリー) 報告(宮沢賢治) 学校に行きたくない(村岡由梨) 霧のなかの犬(石原吉郎) 失題詩篇(入沢康夫) さらに前方に(ローベルト・ヴァルザー) コーヒーに砂糖は入れない(4)(松下育男) あめ(なんどう照子) 春と修羅(宮沢賢治) 時まさに(E・E・カミングズ) サーカス(中原中也) わたしが一番きれいだったとき(茨木のり子) 家の麓 2003(青柳菜摘) 記号論(藤井貞和) 雪(三好達治) 体育(貞久秀紀) わたしを束ねないで(新川和江) バス停(白石かずこ) 桃(吉岡実) すがた(岡本啓) 詩の好きな人もいる(ヴィスワヴァ・シンボルスカ(訳・沼野充義)
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