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9784492046128
寂しい生活
著者/稲垣えみ子 出版社/東洋経済新報社 サイズ/294ページ 18.5*13cm 発行(年月)/2017年6月
販売価格 ¥ 1,540(本体 ¥1,400)
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アフロヘアの自由人・稲垣えみ子さん、『魂の退社』に続く第2弾。会社を辞め、大切なものと別れ、一人ぼっち・・・。それがどーした! 東日本大震災以後、「個人的脱原発計画」をたて、実行に移した稲垣さん。節電の日々は、家電=あるのが当たり前、というこれまでの暮らしを、ひとつひとつからだを張って検証していく日々。それは、世の中の仕組みへと視点と思考を向ける日々でもあった。 電子レンジを捨てた日、自分の中に眠っていた、いやあることすら忘れていた「工夫する」力が動き出した。そのことで、何もできないと思い込んでいた自分が、自信を取り戻していく。 自分の目で見て、自分の頭で考えて、 自分の手足でやってみるということ。 もしやそのことを、今の世の中は 「不便」と呼んでいるんじゃないだろうか。 だとすれば、不便って「生きる」ってことです。 だとすれば、便利ってもしや 「死んでる」ってことだったのかもしれない。 家電をやめ、会社をやめ、あらゆるしがらみと別れを告げた著者の毎日。寒い冬、熱い夏、自然や季節を体感する暮らし。ものを捨てた後のスペースで感じるすがすがしい気持ち。タイトルから想像するのとは真逆の豊かさが、小さな本の中に広がっている。 <目次より> 1 それは原発事故から始まった(アナザーワールドへ) 2 捨てること=資源発掘?(掃除機、電子レンジ……) 3 嫌いなものが好きになる(暑さ、寒さとの全面対決) 4 冷蔵庫をなくすという革命(たいしたことない自分に気づく) コラム その1 「干す」という無限の世界 コラム その2 時代劇に学ぶ 5 所有という貧しさ(果てしなき戦いの果てに) 6 で、家電とは何だったのか(まさかの結論)
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