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書籍

高蔵寺ニュータウン夫婦物語

9784623028283

高蔵寺ニュータウン夫婦物語

著者/津端修一、津端英子
出版社/ミネルヴァ書房
サイズ/276ページ 21*15cm
発行(年月)/1997年12月

販売価格 ¥ 2,420(本体 ¥2,200)

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はなこさんへ

いよいよやってきた高齢化社会。それぞれが、自らの暮らしをどのように構築していくか。都市計画家・自由時間評論家である津端修一さんと、家事を切り盛りしてきたホームメーカーの津端英子さん。夫妻が二人三脚で実践してきた50年の暮らしを、愛する孫娘に託して語る。

映画 『人生フルーツ』 の津端さんご夫妻の原点と言える本書(1997年刊行)が、待望の復刊。


<目次より>
第Ⅰ章 おばあちゃまからの手紙  夫、娘、孫娘とつきあって
 1 結婚
   はじめての出会い
   変わったモダン・リビング
   独りよがりのロマンチシズム
 2 ヨット
   ヨットは君より古い友だち
   ヨットは好きになれません
   つばた・ファミリィの信頼
   長い間、ごくろうさま
 3 くらし
   二人のお医者さま
   スランプからの脱出法
   何をされるか、わからない
   自由を、われらに
   息子と母と、嫁の気づかい
   男の美学のおつきあい
 4 たべもの
   小さな野菜づくり
   はじめての田舎ぐらし
   雑木林とお餅つき
   松茸山に積ったシバ
   早春の谷間で
 5 しごと
   もっと、植えたい
   そっと隠れていたもの
   開放された小さな夢
   はじめてのお米づくり
   夫婦赴任で、軟着陸へ
 6 はなこさん
   孫娘の誕生
   月に一度の里帰り
   はなこさん、ありがとう
   二歳の自己主張
 7 宅急便
   毎週の宅急便
   おばあちゃま、お上手
   どんなものを送ったの
   本が、書きたい
 8 すまいへのこだわり
   ある一つの地点で
   女の子は、やさしさがいちばん
   ふるい半田の住まい
   すべての暮らしは、台所から
   ふゆぐらさん
 9 たべものへのこだわり
   いなのおへそは、一つ
   食事の風景、あれこれ
   私が一番きれいだったとき
   紀ノ国屋さんとのおつきあい
   例外の近道は、不安です
 10 暮らしへのこだわり
   クリスマス・バーゲン
   二年間に10回の模様替え
   はなこさんへのプレゼント
   ドールハウスは、傑作です
   三つと七つのお祝い
 第Ⅰ章の余滴 養父のこと

第Ⅱ章 おじいちゃまからの手紙  男の身勝手 40年
 1 自由との出会い
   自由な戦後のはじまり
   黄色い太陽
   あいつは、死んだ
   公団との出会い
   団地とヨットを共有して
   青い海との約束
 2 高蔵寺計画のはじまり
   高蔵寺計画との出会い
   海って、こんなものだ
   短かった蜜月時代
   〈里山にのぼろう〉
   丘の上の住まい
 3 計画の挫折と展開
   家族クルージングのはじまり
   町づくりのできない公団
   人口急増新時代
   消えたパーキング用地
   公団解体論と石川賞
 4 市民たちがやってきた
   技術のユートピアと、生活のユートピア
   住みよい地域生活を考える会
   根を下ろす考える市民たち
   ユックリズムが育てた地域文化
   長い時間と複数の主役たち
 5 どこまで拡散するの
   靴屋の池田さんとの出会い
   自由な審議室調査役の登場
   アインシュタインとロディル
   伊勢湾は一つ、流域は一つ
   拡散していく壮大な夢
 6 高蔵寺ニュータウンに帰ってきた
   大学問題のさなかに
   黒瀬川流域とサンテイ方式
   混住化社会とクラインガルテン
   自由時間都市と出会って
   フリーの宣言“自由をわれらに”
   ニュータウンに帰ってきた
 第Ⅱ章の余滴 拡散と整理

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