ぼくを探しに
作/S・シルヴァスタイン
1,650 円(税込)
何かが足りない
それでぼくは楽しくない
足りないかけらを探しに行く
ころがりながらぼくは歌う
「ぼくはかけらを探してる、
足りないかけらを探してる、
ラッタッタ さあ行くぞ、
足りないかけらを……」
ぼくを探しに
作/S・シルヴァスタイン
1,650 円(税込)
何かが足りない
それでぼくは楽しくない
足りないかけらを探しに行く
ころがりながらぼくは歌う
「ぼくはかけらを探してる、
足りないかけらを探してる、
ラッタッタ さあ行くぞ、
足りないかけらを……」
椅子 しあわせの分量
作/ささめやゆき
1,760 円(税込)
画家は立てかけたキャンバスに向かって、ピアニストはステージのピアノの前に、コックはキッチンのニスのはげた腰掛に、おばあさんは籐椅子に座って、一日一日を送ります。自分自身に問いかけながら、生きてきた時間を慈しみながら。
百年の家
作/J.パトリック・ルイス
絵/ロベルト・インノチェンティ
2,090 円(税込)
100年の歳月を、ことばの世界と細密な絵の世界で融合させた傑作絵本。1軒の古い家が自分史を語るように1900年からの歳月を繙きます。静かにそこにある家は、人々が1日1日を紡いでいき、その月日の積み重ねが100年の歴史をつくるということを伝えます。自然豊かななかで、作物を育てる人々と共にある家。幸せな結婚を、また家族の悲しみを見守る家。やがて訪れる大きな戦争に傷を受けながら生き延びる家。
せかいいちの いちご
作/林木林
絵/庄野ナホコ
1,980 円(税込)
ある日、シロクマのもとに届いた一粒のいちご。生まれてはじめて食べる一粒のいちごに、シロクマはうっとり。 それから冬が来るたびに、届くいちごの数は年々増えます。でも、いちごの数が増えるほど、減っていくのは・・・!?
りすとかえるのあめのたび
作/うえだまこと
1,760 円(税込)
りすとかえるは、旅をする約束をしていました。その日は雨。りすは、こんな雨ふりじゃ旅にはいけないと思っていました。ところが、「雨の日って素敵だね! こんないい日に旅にいけるなんて!」 と、かえるがりすを呼びにきて…!? 雨の中、舟を出すふたり。おどる風、たちこめる霧、水面のきらめき。美しい自然の描写とともに、喜びあふれるひと時を描き出す絵本です。
うたをうたうとき
著者/まどみちお
絵/渡邉良重
2,420 円(税込)
世界はこんなにも美しい。詩人 まど・みちおさんのだれの心にも響く詩と、独自の世界観で活躍を続けるデザイナー 渡邉良重さんの絵が生み出す珠玉のコラボレーション。宇宙的な視点を持つまどさんの世界観を再発見し、ことばから広がるアートの力を五感でたのしめる、喜びに溢れた一冊です。山口県にある病院での「ホスピタルアート」プロジェクトが詩画集になりました。
ほんとうの私たち
作/M.B.ゴフスタイン
2,970 円(税込)
私たちは何のために生まれ、どこに行くのか。ほんとうに私たちが知りたかった生きる意味に、ゴフスタインの愛おしくてたまらない「線」が答える。本質的な問いかけをテーマにして、作者の転換点となった作品。かわいくて、真剣。やさしくて、深淵な物語です。
ぼくのたび
作/みやこしあきこ
1,650 円(税込)
小さなホテルで働くぼく。居心地のよい、自慢のホテル。世界中からお客さんがやってくる。でもぼくは、まだこの町しか知らない。だけどいつか、大きなかばんを持って…。
どっちの勝ち?
作/トニ・モリスン、スレイド・モリスン
絵/パスカル・ルメートル
3,300 円(税込)
矛盾だらけの世界で生きぬくために、必要な知恵はなに? 現代社会の「イソップ物語」絵本。トニ・モリスン(1931-2019)はアフリカ系アメリカ人で初めてノーベル文学賞を受賞した女性作家です。社会における子どもたちの複雑な「生」に人一倍心を寄せてきました。
内なる町から来た話
作/ショーン・タン
3,190 円(税込)
上の階に住むワニ、空を覆い尽くす蝶の群れ、人間を訴えたクマ、カエルを救う秘書、空の魚を釣り上げた兄弟・・・。町にいる動物たちをめぐる、不思議で懐かしい25の物語。
セミ【再入荷次第発送】
著者/ショーン・タン
1,980 円(税込)
セミが、人間と一緒に会社で働いている。誰からも認めらず、昇進もせず、それでも17年間コツコツと…!?。 不思議な残響が、こころの奥底に長くひく。『アライバル』のショーン・タン最新作は、静かに過激だ。ラストシーンを、あなたはどう読むだろう。
アライバル
作/ショーン・タン
2,750 円(税込)
新たな土地に移民した者が、その土地で生まれ変わり、新生児のように成長していく。そこには過去の自分を捨てなければならない辛さと、新しい人生を歩むチャンスを手にした幸せとの両面がある。それをまるでサイレント映画のように一切の文字を使用せず表現する。
まいごのどんぐり
作/松成真理子
1,430 円(税込)
ぼくはどんぐり。コウくんのどんぐりです。名前はケーキ。コウくんが付けてくれた名前です。
いつも、どこへ行くにもコウくんと一緒だったケーキ。ある日、コウくんのぎゅう詰めのカバンから、落っこちてしまいました。コウくんは、一生懸命ぼくを探しますが・・・。
りすとかえるとかぜのうた
作/うえだまこと
1,760 円(税込)
まだ一度も旅に出たことがないけれど、いつも旅の話をしていたりすとかえる。ある日、りすは、手に入れたばかりの舟にのって、かえるに会いにいきました。ところが、かえるはりすに気がつかず、どこかへいってしまいました。さびしくて、舟の上でねむってしまったりす。そこへやってきた風たちの歌に、りすはつつみこまれ、そして…。
木を植えた男
作/ジャン・ジオノ
絵/フレデリック・バック
1,760 円(税込)
南仏プロヴァンスの山岳地帯に一人とどまり、何十年もの間、人知れず黙々と木を植え続けた男がいた。一日に100個のどんぐりを植え、無事に育つのが、その10分の1ほど。時には苗が全滅することもある。絶望も、二度の大きな戦争も物ともせず、30年以上に渡る長き年月、ひたすらに自分の仕事に打ち込んだ男。