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絵本

こどもたちは まっている

9784750515984

こどもたちは まっている

作/荒井良二
出版社/亜紀書房
サイズ/32ページ 30.5*21.5cm
発行(年月)/2020年6月

販売価格 ¥ 1,760(本体 ¥1,600)

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つきが でるのを まっている。

今日も水平線から日が昇る。いつもの風景、季節の移ろい、突然の雨、特別な一日。繰り返す日々のなかで、みんな、いつもなにかを待っている。船が通るのを、貨物列車を、雨上がりを、夜明けを……。荒井良二の新しい代表作、誕生。


 ぼくが大学生の時に、長新太「ちへいせんのみえるところ」を
 手に取ることがなかったら、絵本を作っていなかったと思う。

 今だにぼくは、この地平線の見える風景の中にいて、
 優しさや不安や笑いや寂しさや怖さや希望の風に吹かれている。

 そう、まるでこどもの時のぼくがそうして立っているように。

 ぼくが絵本を作る時は、必ず頭の中で一本の線を引き、
 そこからぼくの絵本の旅を始める。

 やがて、その線は見えなくなってしまうが、
 時おり顔を出してはこどもの時のぼくが「ちへいせん」を眺めて立っている。

 いつか、ぼくの「ちへいせんのみえるところ」を描いてみたいと思っていたが、
 もしかしたら、この「こどもたちはまっている」が、そうなのかもしれない。


 そして、この本を長さんに捧げたいと思う。

 荒井 良二



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<関連書籍>
『ちへいせんのみえるところ』

『あさになったのでまどをあけますよ』
『きょうはそらにまるいつき』
『チロルくんのりんごの木』
『はっぴぃさん』

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