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フィンガーボウルの話のつづき

9784582836004

フィンガーボウルの話のつづき

著者/吉田篤弘
出版社/平凡社
サイズ/288ページ 17*12cm
発行(年月)/2019年5月

販売価格 ¥ 1,980(本体 ¥1,800)

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これは友達のしるしなんだ

ビートルズの「ホワイト・アルバム」と呼応する物語がゆるやかにつながる、吉田篤弘のデビュー連作短篇集、待望の復刊! 書き下ろし解説などを含む最新リマスター版。


「---まったく。主人は悪態をつきながら、店中のテーブルに洗いたての白いテーブルクロスをかけてまわった。すべてかけ終わると、束の間、静かな時間が流れ、白い正方形がいくつも並んでいる。『彼ら』と主人は客をそう呼んでいて、『彼ら』のために白く静かなテーブルを用意することが自分の仕事であると信じてきた。」


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<関連書籍>
『なにごともなく、晴天。』
『ぐっどいゔにんぐ』

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