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エトセトラ VOL.7

9784909910141

エトセトラ VOL.7

著者/いちむらみさこ(責任編集)
出版社/エトセトラブックス
サイズ/128ページ 21*15cm
発行(年月)/2022年5月

販売価格 ¥ 1,540(本体 ¥1,400)

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私は、私に帰るために家を出た。

生きる場所を奪われないために。くぐりぬけて安心できる居場所を見つけるために。

フェミニズムを身近なテーマから考えるマガジン「エトセトラ」7号目の特集は、「場所」。公園のブルーテントに長年住み、女性ホームレスグループを主宰するいちむらみさこを責任編集に、フェミニズムの視点で「場」を語る。女性野宿者が遺したノート、海外スクウォットへのインタビュー、エッセイなどで構成。


「住まいを持たないひとりがいる時、その周りにはたくさんの力強い運動が生まれていくのです。私たちは自身の経験を他者に伝え、それを分かち合うことができます。ひとりの闘う人がいれば、その周りにたくさんの闘う人たちが新たに生まれていく。運動とは、そうやって力強く続いていくのだと信じています。」(スクウォット・インタビューより、イバネット・アウラージョさんの言葉)


<目次より>
はじめに

【ノートの中に見つけた場所  「小山さんノート」ワークショップ】
「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ
「一年後の追悼展覧会」ナガノハル
小山さんのノートから
「小山さんとの長い長い対話」吉田亜矢子
「けっして自分を明け渡さない小山さん」さこうまさこ
「生き延びるための想像力」花崎攝
「沈黙しているとみなされる者たちの秘密の共通語──共に聴き-翻訳すること」申 知瑛/翻訳:金 友子
「自由意志の領地」ナガノハル
「ノートという場所」藤本なほ子

【エッセイ】
栗田隆子「私の居場所、あるいは『外』で一人でいられる場所」
堅田香緒里「二つの『庭=運動(アヴァン・ガーデニング)』」
沢部ひとみ「女と生きる女の声を聴く『場』を求めて」
井谷聡子「クィアの『居場所』」
李杏理「濁酒が編み出すもの」
大嶋栄子「くぐり抜けたはずなのに――たどり着いてしまった場所」
黒田節子「あてどなくさまようフクシマから女たちへ」

【スクウォット・インタビュー】
マウア(サンパウロ)イバネット・アウラージョ「住まいを持たないひとりがいれば、その周りにたくさんの強い運動が生まれる」
カナル(ベルリン)「移動しながら、自分らしく生きる場所」

【読者投稿】
あなたが見つけた「場所」

【インタビュー】
上岡陽江「生き延びるための場を守っていく」
笛美「インターネットしか居場所がない誰かとつながるために」

【私たちのコレクティブ】
フェミニスト手芸グループ山姥「政治的な手芸部とは」
フェミZINEコレクティブ「場としてのZINEをつくる」
ひととひと「皿を割るため、女は集う」

特集のおわりに

【寄稿】
高柳聡子「誰に戦争は必要か――問いかけるロシアのフェミニストたち」
長山智香子「ベル・フックスに捧げる」
京極紀子「五輪礼賛、女性活躍? ダイバーシティ?――『レガシー』はこうしてねつ造される」
大橋由香子「『なまじっか』という困った事態――日本で中絶薬が承認されず、同『姓』婚が強要される理由を考える」
吉野靫「ままならぬ人生に、女友だちはいかが」
福田和子「世界一の女性議員比率、ルワンダ」

【連載】
編集長フェミ日記   2022年3月〜4月/いちむらみさこ
ここは女を入れない国:第5回 山と女人禁制(後編)/伊藤春奈(花束書房)
ふぇみで大丈夫 vol.3 Twitterという居場所/ナガノハル
LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.7/宇壽山貴久子
私のフェミアイテム 07 円香
NOW THIS ACTIVIST vol.6 石田郁子
etcbookshop通信(拡大版)


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<関連書籍>
『エトセトラ VOL.1』
『エトセトラ VOL.2』
『エトセトラ VOL.3』
『エトセトラ VOL.4』
『エトセトラ VOL.5』
『エトセトラ VOL.6』
女性の視点の本 → 

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