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9784991131011
忘れられない日本人
著者/小野和子 出版社/PUMPQUAKES サイズ/324ページ 21*14cm 発行(年月)/2024年3月
販売価格 ¥ 3,520(本体 ¥3,200)
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とんとむがしあったけどやれ
東北の海辺の町や山の村で、民話を聞き訪ねて50年が経つ。「訪う」「訪なわれる」ということは、本来、どこかで互いの殻を破ろうとする行為であったに違いない。そして、破った殻を脱ぎ捨てたときに、その前よりは「幸福」になった世界へと、お互いの身が高まったのではないだろうか ―― 小野和子 前作『あいたくて ききたくて 旅にでる』(PUMPQUAKES/2019年)が累計1万部突破し、同作で「鉄犬ヘテロトピア文学賞」「梅棹忠夫 旅と探検文学賞」を受賞した民話採訪者・小野和子による第二作目の著書。 著者に「民話」を託したそれぞれの語り手の、厳しくも豊かな生のおもしろさ。果てしない知性を宿した「忘れられない日本人」たちの、生きた姿を伝える。 <目次より> 第1章 佐藤とよいさん「戸数十四戸の山奥の村に生きる」 第2章 小松仁三郎さん「おらは義務教育には参加しません」 第3章 楳原村男さん「ガダルカナルへ行かず憲兵学校へまわされて」 第4章 佐藤玲子さん「最愛の夫を失って蘇った民話の語り」 第5章 佐々木健さん「神子職を奪われた祖母が語った民話の数々」 第6章 佐々木トモさん「友はみな貸されて(売られて)いった村に生きて」 第7章 伊藤正子さん「母の語りに育まれて」 第8章 永浦誠喜さん「生涯を農民として生き抜く」 最終話にかえて 「商人の妻」 - - - - - - - - - - - - - - - - <関連書籍> 『あいたくてききたくて旅にでる』
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