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9784540231568
ホウキ
作/宮原克人(編) 絵/堀川理万子 出版社/農山漁村文化協会 サイズ/36ページ 26.5*21.5cm 発行(年月)/2024年3月
販売価格 ¥ 2,750(本体 ¥2,500)
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チリトリは、どうすんのさ?
ホウキは使う際には電気もいらず、(基本的に)プラスチックも使わず、植物だけでできているから、壊れてもいずれ自然に還せる環境にもやさしい道具です。また、道具としては、身近な草木を束ねただけの単純な構造なので、子どもでも実際につくることができます。つくってみることで、どうしてホウキモロコシやシュロのホウキは室内用なのか、竹ボウキは外要なのか、素材の違いによる用途の違いにも気づき、ホウキになりそうな植物を探すことで身近な自然環境に目を向けられるようになります。 昭和30年代までは、日本各地にホウキの産地、その原料となるホウキモロコシやシュロの産地がありました。最近は、そうしたかつての産地でホウキモロコシやシュロの栽培、また新たな職人によるホウキづくりが復活しています。ホウキは古くて新しい、今注目の掃除道具です。 <目次より> ロボットそうじ機の時代にホウキは必要か? ホウキは、そうじ機にできないこともできる? ホウキには、どんなものがある? ホウキは、雑念を掃き清めることもできる 日本ではお祓いの道具、ヨーロッパでは魔女の乗りもの! たかがホウキ、されどホウキ まずは、超簡単! ひもを巻くだけでつくってみる! ネコジャラシのホウキは、使うことができるのか? ホウキのための植物たち 自分たちで育てて、ホウキをつくるぞ! ホウキモロコシは100株! ホウキギなら1株でだいじょうぶ! 稲ワラやススキ、シュロでつくってみよう! 笹ボウキ、竹ボウキは、どうやってつくる? チリトリやハタキをつくる。ホウキの手入れ ホウキづくりからみえてくる世界 「イチからつくる」ということ <イチからつくるシリーズとは> わたしたちのくらしになくてはならない、食べものや着るもの、道具の多くは、いまでは、自分でつくらなくても、手にすることができます。そのいっぽうで、それらをだれが、どこで、どのようにしてつくっているのか、とてもみえづらくなっています。そもそもの素材である自然のものから自分のアタマとカラダを使って「イチから」つくってみると、みえづらくなっていたものがみえてきます。日々のくらしを支えている農家の人たちや職人さんの営み、世界の人びとや、歴史とのつながりにも気づかされるでしょう。いまのくらしや生き方をみつめなおすきっかけになるかもしれません。さあ、「イチからつくる」くらしのはじまりです! - - - - - - - - - - - - - - - - <関連書籍> 『ワタの糸と布』
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