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書籍

エトセトラ VOL9

9784909910189

エトセトラ VOL9

著者/伊藤春奈(特集編集)
出版社/エトセトラブックス
サイズ/144ページ 21*15cm
発行(年月)/2023年5月

販売価格 ¥ 1,540(本体 ¥1,400)

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野球部は男子限定だった

特集:NO MORE 女人禁制! 「女人禁制」という差別は、もういらない!

昔から、宗教や伝統のかたちを借りて、特定の職業や場所、集団に女性を入れない仕組みをつくってきた国、日本。21世紀になっても、大相撲、甲子園、古典芸能、山、プロの厨房、祭りなどなど、多くの場に「女人禁制」文化が残っています。

フェミマガジン9号目は、女性史を中心としたライター・編集者の伊藤春奈をゲスト編集長に、歴史をひもときながら、「女人禁制」のもと国や家父長制が追い出してきたものはなにか、その底にあるのはなにか考える特集号。異性愛主義、家族主義、性別役割分業、マイノリティへの差別を強化してきた「女人禁制」は、もう終わりにしよう。

多彩な論考、エッセイ、インタビュー、読者投稿等、いまだ女性が登れない「大峰山」への公開質問状も!

<目次より>
特集のはじめに

【読者投稿】
あなたが知っている「女人禁制」

【論考・エッセイ・漫画】
源淳子「『女人禁制』と天皇制」
堀越英美「『山の神』と『女芸人』に求められてきたもの」
柚木麻子「ラーメンいちから作ってみたら自然と腕組みしちゃってた記」
山崎ナオコーラ「『女人禁制』と『源氏物語』と出家、ついでに私」
はらだ有彩「能・卒都婆小町と私」
佐藤瑞枝「博多祇園山笠――このホモソーシャルな世界」
(地元の声/永島順子)
林葉子「〈女性の穢れ〉と近代公娼制度」
金貴粉「ハンセン病療養所に生きた在日朝鮮人女性たち」
川﨑那恵「『アナーカ部落フェミニストの会』創立への呼びかけ」
堀江有里「性への忌避――キリスト教の女性嫌悪・同性愛嫌悪をめぐる断想」
鳥山純子「家父長制はマザコン生成装置なのか――現在モロッコの嫁姑問題から」
牧野雅子「女性専用車両の存在は何を意味しているのか」

【インタビュー】
性善寺・柴谷宗叔「性的マイノリティも地元の人も誰もが入れる『みんなの寺』」
ナモナモ寺・野世阿弥「寺という場所から仏教やフェミニズムをちょっとずつ開く」
桂二葉「まっすぐ自分の声が出せるように」

【アンケート】
女人禁制「大峰山」への質問
「女人禁制」を続ける理由はなんですか?

特集のおわりに


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<関連書籍>
『エトセトラ VOL.1』
『エトセトラ VOL.2』
『エトセトラ VOL.3』
『エトセトラ VOL.4』
『エトセトラ VOL.5』
『エトセトラ VOL.6』
『エトセトラ VOL.7』
『エトセトラ VOL.8』
女性の視点の本 → 

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