本が語ること、語らせること
著者/青木海青子
1,870 円(税込)
本を真ん中にすると、自然と心が開放されていく。本に助けられてきた司書が語る、本と図書館と人生のはなし。奈良県東吉野村に借りた古民家の自宅を「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」として開いて6年。夫・青木真兵とともに、山村にひっそりたたずむこの図書館を運営してきた司書・青木海青子による、初めてのエッセイ集です。
本が語ること、語らせること
著者/青木海青子
1,870 円(税込)
本を真ん中にすると、自然と心が開放されていく。本に助けられてきた司書が語る、本と図書館と人生のはなし。奈良県東吉野村に借りた古民家の自宅を「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」として開いて6年。夫・青木真兵とともに、山村にひっそりたたずむこの図書館を運営してきた司書・青木海青子による、初めてのエッセイ集です。
レンブラントの帽子
著者/バーナード・マラマッド
1,760 円(税込)
人間の心の色どりと移ろいを哀切に、精密に、あたたかみをもって描いた、マラマッドの最高傑作である表題作のほか、「引出しの中の人間」「わが子に、殺される」の計3篇を収録。荒川洋治のエッセイも収録。
戦争プロパガンダ10の法則
著者/アンヌ・モレリ
880 円(税込)
「われわれは戦争を望んでいるわけではない」「しかし敵側が一方的に戦争を望んだ」。いま世界のいたるところで飛び交っている主張である。当事国の双方がまったく同じ論理で相手を非難して自己を正当化する。両次世界大戦から冷戦、東欧でも中東でも、現在にいたるあらゆる紛争において流布され世論を操る、巧妙かつ効果的ともいえる手法である。
100ものがたり【サイン入り】
著者/いしいしんじ
1,760 円(税込)
「ここにおさめられた『おはなし』は、2021年に熊本市現代美術館でひらかれた『こわいな! 恐怖の美術館』のために書きました。99編を展示し、好きな1編を持って帰ってもらうのです。書いていくうちこれは、一冊の本をめぐる物語でもある、とわかりました。こうして一冊にまとまって、すべての『おはなし』が喜んでいます。本もです。(いしいしんじ)」
今日拾った言葉たち
著者/武田砂鉄
1,870 円(税込)
気鋭のライター・武田砂鉄が、不安だらけの現代を問う。新聞、テレビ、ラジオ、書籍、雑誌、SNSなどから、著者の心の網にかかった言葉を拾い上げ、その裏に隠れた本質に根気よく迫る『暮しの手帖』の人気連載が、充実の一冊になりました。2016~2022年上半期分に大幅に加筆し、書き下ろしコラムや総論を収録。人々が発する言葉の意味や、そこに映る「今」を見つめます。
この30年の小説、ぜんぶ
著者/高橋源一郎、斎藤美奈子
1,078 円(税込)
本読みのプロである、タカハシさんとサイトウさん。平成から令和までの約三十年間に刊行された本を通じて、日本社会の深層を読み解いていく、唯一無二、白熱の対談集。「ほんとうに社会のことが知りたいなら、小説を読むべきなのである」(タカハシさん)「小説にはまちがいなく時代の空気、言いかえれば「社会」が詰まっている」(サイトウさん)
樹木希林 120の遺言
著者/樹木希林
1,320 円(税込)
とにかく、
世の中を面白がること。
老いだって、
病気だって
自分の栄養になる。
くじら 0号
1,650 円(税込)
ででくる でてくる
詩がでてくる
おしいれから
ひきだしから
しんぶんから
詩がでてくる――
Ambooksは、長年の夢だった子ども詩の雑誌をはじめます。今回の0号はパイロット版。
京都の学校にいきづらい子どもたちが中心になってつくっている学びの場「あきちの学校」。そこでは毎回、みんなで詩を読んで、自分でも詩を書いてみる時間があります。
それでも世界は回っている 2
著者/吉田篤弘
1,870 円(税込)
僕は
ようやく理解した。
みんな一人なのだ。
僕だけじゃなく。
「奇妙な惑星」博物館の保管室に勤務する十四歳のオリオ。師匠のベルダさんと二人、世の中のあらゆるものを記録し保管すべく作業に勤しんでいた。そんなある日、ベルダさんが死んだ。自殺か、病気か、事件か。原因がわからぬまま、オリオは保管室の責任者を引き継ぐことになる。
言葉を生きる
著者/池田晶子
1,210 円(税込)
君たちは言葉を使って話したり書いたりしている。でもどうして伝わるのだろう。相手と君が同じことを理解できるなんて奇跡みたいじゃないか!この当たり前に気付いて驚いた君は幸運だ。その驚きが、君の考える力になる。『14歳からの哲学』の著者が贈る考えるヒント。
人生相談 谷川俊太郎対談集
著者/谷川俊太郎/谷川徹三/外山滋比古/鮎川信夫/鶴見俊輔/野上弥生子/谷川 賢作
935 円(税込)
「ひとりでね、うまい具合にスルスルと生きてきたところがあるわけです」。自らを平凡な生活者だという詩人が胸の内を明かした壮年期の対話。自我について、家族について、性について、老いについて、そして日本語について。比類なき7編の人生相談。
昔日の客
著者/関口良雄
2,420 円(税込)
「私は常々こう思っているんです。古本屋という職業は、一冊の本に込められた作家、詩人の魂を扱う仕事なんだって」 かつて東京大森にあった古書店「山王書房」。尾崎一雄、尾崎士郎、上林暁、野呂邦暢、三島由紀夫…。文学者たちに愛された古本屋の店主が残した、一冊の随筆集。幻の名著、32年ぶりの復刊。
万感のおもい
著者/万城目学
1,760 円(税込)
考えるヒント。創作のヒント。笑いのヒント。季節のヒント。奇想天外な小説の書き手として知られる万城目学さんには、もうひとつの顔があります。それは、エッセイの名手という顔。 鋭い視点をもちながら、ユーモアを忘れない、小気味よいエッセイは、小説作品同様、多くのファンから支持されています。
主よ 一羽の鳩のために 須賀敦子詩集
著者/須賀敦子
1,980 円(税込)
没後20年にして新たに発見された40数篇の詩。須賀敦子さん30歳の頃に綴られた魂のことばは、彼女が詩人としての類い稀な才能を持っていたことを明らかにする。手書き原稿も掲載。凛とすることば。解説・池澤夏樹。
のどがかわいた
著者/大阿久佳乃
1,430 円(税込)
『詩ぃちゃん』とは、三重在住の高校生だった大阿久佳乃(おおあく よしの)さんが、詩を読むことの面白さを伝えようと制作した約 16 ページのフリーペーパー。