スロウな本屋 オンラインショップ

カートを見る

新規登録

書籍

花森安治選集3

9784766002188

花森安治選集3

著者/花森安治
出版社/暮しの手帖社
サイズ/500ページ 20*14cm
発行(年月)/2020年11月

販売価格 ¥ 3,960(本体 ¥3,600)

購入数 

カートに入れる

この本一冊のみのご注文の場合、
送料520円にてお届けいたします。
※代引きでのお支払いの場合、また他の本と複数冊でのご注文の場合の送料はこちら

あたりまえの暮しを守るため

激動の戦後において、卓越した審美眼とペンの力で庶民の暮らしを守り続けた『暮しの手帖』初代編集長・花森安治。この選集は、花森の遺した珠玉の著作をまとめたものです。

第3巻には、日本が経済大国へと急成長を遂げる1960年から、没年となる1978年までの激動の昭和を鋭く見つめた作品を収録。政治、経済、戦争、公害に対する叫びは、現代に通じるメッセージです。


<目次より>
Ⅰ章 うじゃじゃけるな、世間よ!

風の吹く町で1 やらずぶったくり/ブルゥフレーム/モダンお長屋
風の吹く町で2 ケチでない歌手/カンちがい看板/つり出し番組/汽車ポッポ 
風の吹く町で3 現場へつれてゆく/あつい礼儀/タイトスカート/泳げない先生 
風の吹く町で4 〈消費者のために〉という言葉は美しいが…… 
風の吹く町で5 類似品アリ、ゴ注意クダサイ 
風の吹く町で6 クジビキ券/トンチンカンニクス/多すぎる踏切 
風の吹く町で7 ゼニがなくともくよくよするな/アホらしいキカイ  
風の吹く町で8 チョンマゲとネクタイ  

資料: この十五年という年と月と日々と  

Ⅱ章 ぼくらは ぼくらの旗を立てる

お茶でも入れて10 1ケタの保険証 
お茶でも入れて11 運動会がすんだら博覧会/いいかげんにしてくれ/二百八十億円  
どぶねずみ色の若者たち  
世界はあなたのためにはない
美しいものを
戦場
武器をすてよう
シェーファーのインク瓶
商品テスト入門
もののけじめ
国をまもるということ
無名戦士の墓 『朝日新聞』日曜版「東京だより」
見よぼくら一銭五厘の旗
 
コラム: 暮しの手帖の三つの幸せについて 
あとがき 『一銭五厘の旗』(1971年10月) 

Ⅲ章 ぼくには一本のペンがある
剣よりも強さ示そう

君もおまえも聞いてくれ 『文藝春秋』第50巻第3号 
わが思索わが風土 
1 校正の神様—本の目次に名入り/2 一夜の教え—言葉の本質を聞く/3「お母さん」—読めぬなら教えよ/
4 子供のけんか—親とは別の世界/5 一本のペン—剣より強さ示そう『朝日新聞』連載「わが思索わが風土1〜5」

内閣を倒した無学文盲の三人の女たち 
未来は灰色だから
二十八年の日日を痛恨する歌
もう、時間はいくらも残っていない
作りばなし たのしきナンキンマメ
ぼくは、もう、投票しない
人間の手について
早春と青春

解説 津野海太郎 元編集者、評論家
資料: 花森安治の主な仕事と作品年譜・1960〜78年


- - - - - - - - - - - - - - - -
<関連書籍>
『花森安治選集1』
『花森安治選集2』
『一銭五厘の旗』
『美しいものを』
『灯をともす言葉』

pagetop
×