ひとつ
作/マーク・ハーシュマン
絵/バーバラ・ガリソン
1,320 円(税込)
「かぞえきれないほど ほしはあるけど そらは ただひとつだけ」
たくさんのものでも 「ひとつ」 に数えられる。たまごが12個で1ダース。9人の選手で1つのチーム。ひとつは小さいけれど、ひとつは大きな不思議な数。
ひとつ
作/マーク・ハーシュマン
絵/バーバラ・ガリソン
1,320 円(税込)
「かぞえきれないほど ほしはあるけど そらは ただひとつだけ」
たくさんのものでも 「ひとつ」 に数えられる。たまごが12個で1ダース。9人の選手で1つのチーム。ひとつは小さいけれど、ひとつは大きな不思議な数。
としょかんライオン
作/ミシェル・ヌードセン
絵/ケビン・ホークス
1,760 円(税込)
いつも静かな図書館に、ある日大きなライオンが現れました。図書館員のマクビーさんは大慌てで、図書館長のメリーウェザーさんのもとへ走ります。「そのライオンは、としょかんのきまりを まもらないんですか?」 とクールな館長。ライオンは、館内を歩き回り、子どもたちと一緒に 「おはなしのじかん」 を愉しみます。こころやさしいライオンは、すぐにみんなと仲良しに。図書館の仕事もお手伝いするようになりました。
アントワネット
作/ケリー・ディプッチオ
絵/クリスチャン・ロビンソン
1,650 円(税込)
ブルドッグ一家のアントワネットには、3匹のきょうだいがいます。ロッキーは賢くて、リッキーは足が速く、ブルーノは力持ち。でも、アントワネットは、自分の得意なことがわかりません。
ガストン
作/ケリー・ディプッチオ
絵/クリスチャン・ロビンソン
1,760 円(税込)
犬のガストンは、ひとり(一匹?)だけ、きょうだいと違っています。だけどみんな、とってもなかよし。ある日、公園で出会った家族は、ガストンにそっくりで・・・!?
家族の在り方、「自分」という個性を考えるきっかけを、愉快に教えてくれる絵本。クリスチャン・ロビンソンのセンスあふれる絵が、なんとも魅力的です。
チロルくんのりんごの木
作/荒井良二
1,760 円(税込)
チロルくんは、大きな山々に囲まれた村に住んでいる。
ぼくの うまれたところ
やまが たかく そびえるところ
ぼくが せかいで いちばん すきなところ
村には、りんごの木がたくさんある。昔から、お祝いのたびに一本ずつりんごの木を植えてきた。あかちゃんが生まれた時。結婚式があった時。そう、りんごの木は「家族の木」。
星の王子さま 愛蔵版
作/サン=テグジュペリ
1,760 円(税込)
サハラ砂漠に不時着したぼくは、ひとりの少年と出逢った。彼は、とても小さな星からやってきた王子だった。砂漠での数日間を共にしながら、ぼくは王子さまからたくさんの話を聴く。小さな星のこと。大切にしていたバラのこと。友達になったキツネのこと・・・。
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目には見えないんだよ」
ふたりはバレリーナ
作/バーバラ・マクリントック
1,650 円(税込)
ちいさなエマと、おおきなジュリア。ふたりとも、バレエが大好きです。バレリーナに憧れるエマ。朝早く起きると、朝食をとり、お母さんの車でバレエ教室へ。トップダンサーのジュリア。同じように朝早く起きて、朝食をとり、バスでバレエのレッスンへ。その夜、エマは、バレエを観に大きな劇場へ、家族と向かいます。そこには・・・!?
ハグくまさん
作/ニコラス・オールドランド
1,650 円(税込)
いつでも、だれでも抱きしめてしまうハグくまさん。とりわけ大好きなのは、木を抱きしめること。ある日、おのを持った人間がやって来て、 大切な木を切り倒そうとします。それを見たハグくまさんは・・・!?
ペンキや
作/梨木香歩
絵/出久根育
1,760 円(税込)
しんやはペンキ屋見習い。こんな色だめ、と叱責されることもしばしば。親方は「お客様が本当に好きな色を感じ取るのさ」というが、これが結構難しい。
亡くなったしんやの父もペンキ屋だった。仕事に悩むしんやは、父の墓をたずねてフランスへ渡った。渡航中に見続けた海と空の色、フランスで逢った人々、街の壁に塗られたペンキ、船の上で出逢った不思議な女性。父が使っていたというはけを、しんやは手に入れた。
さっちゃんのまほうのて
作/たばたせいいち、先天性四肢障害児父母の会・しざわさよこ、のべあきこ
1,320 円(税込)
幼稚園のままごと遊び。さっちゃんは、とってもお母さんになりたかったのです。でもお母さん役は、いつも背の高い子。今日、さっちゃんがお母さんの役をやりたいと言ったら、大騒動になりました。
「さっちゃんはおかあさんにはなれないよ! だって手のないおかあさんなんて変だもん。」
ジャガーとのやくそく
作/アラン・ラビノヴィッツ
絵/カティア・チエン
1,540 円(税込)
少年は孤独だった。吃音があってうまく話せない。ただそれだけなのに、授業が進まないからと障がい児のクラスに入れられた。言葉が出なくてもうまくごまかして生きてきた。しゃべらないようにしたり、友達を作らないようにしたり。
どもらずに話せるのは、動物たちと話す時だった。言葉を話せない動物は、言葉が出てこない僕と同じだ。人は、動物を勝手にいじめたり殺したりする。僕を誤解して傷つけるのと同じだ。僕はペットた
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん
作/長谷川義史
1,540 円(税込)
「おじいちゃんのおじいちゃんはどんなひと?」 5歳の男の子の素朴な質問から、時がどんどんさかのぼる。おじいちゃんからおじいちゃんへ、そのまたおじいちゃんへ。
けんかのきもち
作/柴田愛子
絵/伊藤秀男
1,320 円(税込)
たいは、なかよしのこうたと、すごいけんかをした。けりをいれて、パンチした。さいごにこうどつかれて、しりもちをついた。くやしくて、泣きながら走ってうちにに帰った。こうたがあやまってくれたけど、まだけんかの気持ちは終わらない・・・。思いっきり気持ちをぶつけあえば、もっとともだちになれる。コミュニケーションの在り方を考えさせる絵本です。
モチモチの木
作/斎藤隆介
絵/滝平二郎
1,540 円(税込)
豆太は、夜中にひとりでおしっこにもいけない弱虫だ。峠の小屋に、じさまとふたりで暮らしている。小屋の前には、豆太が「モチモチの木」と呼ぶ大きな木がある。秋には茶色いぴかぴかの実をつけ、それをじさまと粉にひいて餅にして食べる。ほっぺたが落ちるほどうまい。でも、夜になると、モチモチの木は「オバケェ~」と豆太を脅かすから、怖い。
幼い子は微笑む
作/長田弘
絵/いせひでこ
1,650 円(税込)
『幼い子は微笑む』は、『最初の質問』の待望の続編。絵本作家いせひでこさんと、詩人の故・長田弘さんによる、最後の新刊。長田さんの詩集『奇跡 ミラクル』(みすず書房)に収められた一遍の詩に魅了されたいせさんが、生前の長田さんとの約束を果たし、完成させた絵本です。絵とことばの透きとおるような美しさが、こころにぐっと突き刺さるのは、前作も、そして今回も変わることなく。