伊藤野枝セレクション
著者/伊藤野枝、栗原康(編)
1,870 円(税込)
女性活動家・アナキストの伊藤野枝の傑作集。封建的な社会への怒り、夫・大杉栄との愛が伝わる評論など、野枝の魅力が詰まった1冊。
伊藤野枝セレクション
著者/伊藤野枝、栗原康(編)
1,870 円(税込)
女性活動家・アナキストの伊藤野枝の傑作集。封建的な社会への怒り、夫・大杉栄との愛が伝わる評論など、野枝の魅力が詰まった1冊。
新編 激動の中を行く 与謝野晶子女性論集
著者/与謝野晶子
2,530 円(税込)
女子が男子と同じ程度の高い教育を受けたり、男子と同じ範囲の広い職業についたりすると、女子特有の美しい性情である「女らしさ」というものを失って……よろしくないというのです。私は第一に問いたい。その人たちのいわれるような結論は何を前提にして生じるのですか。
持続可能な魂の利用
著者/松田青子
836 円(税込)
この国から「おじさん」が消える―― 会社に追いつめられ、無職になった30代の敬子。男社会の闇を味わうも、心は裏腹に男が演出する女性アイドルにはまっていく。新米ママ、同性愛者、会社員、多くの人が魂をすり減らす中、敬子は思いがけずこの国の“地獄”を変える“賭け”に挑むことに。
82年生まれ、キム・ジヨン
著者/チョ・ナムジュ
748 円(税込)
キム・ジヨンの半生を克明に振り返り、女性が出会う差別を描き絶大な共感を得たミリオンセラー、ついに文庫化。解説=伊東順子 文庫版解説=ウンユ
決定版 第二の性 Ⅰ 事実と神話
著者/シモーヌ・ド・ボーヴォワール
1,485 円(税込)
「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」。1949年の刊行以来、世界中で翻訳され、社会に衝撃を与えてきたフェミニズムの画期的名著。「女とは何か」という問いのもと、哲学、生物学、精神分析、文化人類学、神話、文学など、ジャンルを横断しながら、男に支配されてきた女の歴史を紐解き、「女という神話」を乗り越えるための必読の一冊。
決定版 第二の性 Ⅱ 体験(上)
著者/シモーヌ・ド・ボーヴォワール
1,320 円(税込)
Ⅰ巻の「事実と神話」をもとに、現代の女たちの生を、さまざまな文学作品や神話、精神分析を渉猟しつつ分析する。子ども時代、娘時代から、性の入門、同性愛の女、結婚した女まで。
決定版 第二の性 Ⅱ 体験(下)
著者/シモーヌ・ド・ボーヴォワール
1,320 円(税込)
Ⅰ巻の「事実と神話」をもとに、現代の女たちの生を、さまざまな文学作品や神話、精神分析を渉猟しつつ分析する。子ども時代、娘時代から、性の入門、同性愛の女、結婚した女まで。
イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案
著者/チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
1,518 円(税込)
「女だから」という理由でふりかかる理不尽なマイナス体験をさせずに、どうしたら子育てができる? 出産した友に尋ねられた著者が、15の提案を手紙にしたフェミニスト宣言。
「大切なのは、やってみること。
そしてなにより自分の直感をいつも信じること。
だって、あなたを突き動かすのは子供に対する愛なんだから。
では、いくつか提案をします」
北欧に学ぶ小さなフェミニストの本
作/サッサ・ブーレグレーン
1,650 円(税込)
「世の中で大事なことを決めるのは、何でおじさんばかりなの?」 ある日、新聞の写真を見た10歳のエッバ、なんだかおかしい、と気付きます。
エトセトラ VOL.8
著者/鈴木みのり、和田彩花(特集編集)
1,430 円(税込)
「アイドル」を含めたいろいろな人たちが、心身ともに健やかでいられるには。「アイドル」の表象、労働、消費について考える、これまでなかったことにされてきた必要で切実で多様な声を集めた特集号。
わたしが市会議員になったら
著者/井﨑敦子
2,200 円(税込)
地方参政権というものについて、なんでも一から話してみた。その議席、なにか、役に立つんですか? 環境、子育て、老後のこと、物価高、地域の暮らしやすさは大事と思う。……でも、議会でそれを変えられるのか? 議会は多数決でしょう? 「無所属市民派」に何ができるの?
タフラブ 絆を手放す生き方
著者/信田さよ子
1,980 円(税込)
親子でも夫婦でも、友人や上司・部下と同じ。私は「私」、相手も「私」。侵入しない・させない関係をつくる。寂しさと共存し、穏やかに、やさしく、タフに暮らすために。タフラブ(tough love)は、ベトナム戦争帰還兵のアルコール依存や暴力に苦しむ家族が「生きる術」として生み出した概念。「手放す愛」「見守る愛」などと訳されている。
離れていても家族
著者/品田知美、水無田気流、野田潤、高橋幸
2,200 円(税込)
「クレヨンしんちゃん」や「ちびまる子ちゃん」の家族はもういない。父の不在、母のワンオペ育児と家事──。日本の家族の現実は過酷だ。それでも多くの人が、「家族」を大切なものと考えている。低い出生率と世界一進んだ高齢化、ひとり親世帯の貧困率の、さらには同姓を強いられる唯一の制度を持つ現代の日本の家族とはどのようなものなのか。本書は、日本とイギリスの家族を調査、比較しながら、日本の家族の実相を探る。
魯肉飯のさえずり
著者/温又柔
946 円(税込)
理想の人と結婚した桃嘉は、夫に「大切なもの」をふみにじられていく。台湾と日本の間で母娘の痛みがこだまする長篇。織田作之助賞受賞作。
待ち遠しい
著者/柴崎友香
990 円(税込)
住み心地のいい離れの一軒家で一人暮らしを続ける北川春子39歳。母屋に越してきた夫を亡くしたばかりの63歳、青木ゆかり。裏手の家に暮らす、今どきの新婚25歳、遠藤沙希。偶然の出会いから微妙な距離感のご近所付き合いが始まった。「わかりあえなさ」を越えて得られる豊かな関係を描き出した珠玉の一作。