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CH014-006
アルテリ 十号
著者/田尻久子(責任編集) 出版社/アルテリ編集室 サイズ/176ページ 21*14.5cm 発行(年月)/2020年8月
販売価格 ¥ 1,100(本体 ¥1,000)
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人生の浄福のひとつです
熊本発の文芸誌「アルテリ」十号、谷川俊太郎さんが石牟礼道子さんと「空想の対詩」を試みる。他にも『苦海浄土』を世に出した頃の石牟礼さんインタビューや、岡田利規さんのエッセイなど。 「あの、感受性の質みたいなものが現代人は雑になってるでしょ。五感が。手のひらで感じるのも、足の裏で感じるのも、嗅覚にしても、何か風などを耳たぶに感じるのなんか雑になっているでしょ。だからそれを何とか蘇らせる。文字だけでもと。」(「石牟礼道子、語る」 冨崎哲) 「抽象画ばかり描いていた僕は、気づいたら、毎日、畑までの道の風景を描くようになっていた。自分がこの目で見た風景、忘れたくない風をどうにか現してみたい。畑を始めたことで絵に対する思いも変化した。」(「畑までの道」 坂口恭平) 「国が認めてくれなくても、社会に認めたくない人がいたとしても、彼らは家族だ。」(「家族になる」 田尻久子) <目次より> 『アルテリ』創刊始末 渡辺京二 石牟礼道子、語る 冨崎哲 石牟礼道で石蹴り 石牟礼道子×谷川俊太郎 ぬりえとたしえ 黒田征太郎 パラレル・ワールドで読書し、献立を考えている。 岡田利規 家族になる 田尻久子 ゲイの人生 ゆうた 畑までの道 坂口恭平 とりとめもなく 磯あけみ 私たちの部屋 桂 線虫と箱 島田真祐徒然 島田有子 「ヤマコー」と見た幻 浪床敬子 - - - - - - - - - - - - - - - - <関連書籍> 『アルテリ 六号』 『アルテリ 七号』 『アルテリ 八号』 『アルテリ 九号』 『アルテリ 十一号』 『じべた』
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