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書籍

松田道雄 子どものものさし

9784582531787

松田道雄 子どものものさし

著者/松田道雄
出版社/平凡社
サイズ/224ページ 18*12cm
発行(年月)/2021年2月

販売価格 ¥ 1,540(本体 ¥1,400)

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おとなは子どもにたいして、もっと謙譲でなければならぬ

ロングセラー『育児の百科』で、現代にもつながる育児思想を普及させた小児科医が、人間らしい社会の実現と生きることの意味を追い求める中で見出した、さまざまな命の姿。


「幼児には、この人は本気でいっしょにあそんでいるか、冷静な目でみているかを直観的にみわける力があります。そうさせるものが、あそびのなかにあります。子どもが本気だからです。」


「ことばちゅうもんは、大事なもんや。字よりずっと大事や。字はな、生きとらへん。ことばは生きとる。言うてるあいだだけのもんや。すんでしもたらしまいや。異人のことばで言うたら、コミュニケーションちゅうもんや。字はコミュニケーションのカスや。昔な、百姓やら町人で字知らんもん、ようけおった。字知らんけど、ちゃーんと生きとった。字のいらん生活しとった。それがほんまの言語生活や。」


<目次より>
子どもと本気になって遊ぶ
保育という教育
子どもとひろば
教師の天分、子どもの天分
子どもの"ものさし"
子どもの味覚
学校ぎらい
臆病なインテリ
左利きの人権を
人民のことばを
寛容な教育
道徳について

独立した個人として
育児・祖父編
幼稚園
自立
死と生
生きもののつらさ

医学とはなにか
病気はなくなる
患者の医学
生きる権利
医者のエゴイズム
無勝手流
「人工死」とのたたかい  どこでどうして死ねるやら

実用と非実用
医者になりたての頃
自由のたのしさ
市井の大隠


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<関連書籍>
『星野道夫 約束の川』
『神谷美恵子 島の診療記録から』
『野尻抱影 星は周る』
『今西錦司 生物レベルでの思考』
『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』
『重森三玲 庭を見る心得』

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