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小さな声|書籍

  • 新編 志樹逸馬詩集

    新編 志樹逸馬詩集

    著者/志樹逸馬(著)、若松英輔(編)

    2,530 円(税込)

     曲った手で 水をすくう
     こぼれても こぼれても
     みたされる水の
     はげしさに
     いつも なみなみと
     生命の水は手の中にある
     指は曲っていても
     天をさすには少しの不自由も感じない
     (「曲った手で」)

  • 陽光

    陽光

    著者/松嶋圭

    1,980 円(税込)

    長崎県、壱岐。この島で暮らす、ごくごく普通の人々。しかし、その誰もが語るべき物語を持っている。「医師の家」の運命に翻弄される人と、一家をとりまく人々。フィリピンからやってきた一人の女性の淡い恋の記憶。軍人の父を持つ少女の強く、美しい生き様。島に暮らす人々に残る戦争の記憶…。

  • アラヤシキの住人たち

    アラヤシキの住人たち

    作/本橋成一(写真・文)

    1,760 円(税込)

    ひとりひとりがいて、そしてともにある。谷間の山道を1時間半歩いた先にある真木集落。個性あふれる住人たちの日々の暮らしを描いた写真絵本。

  • 治したくない

    治したくない

    著者/斉藤道雄

    2,420 円(税込)

    北海道、浦河。そこに、精神障害やアルコール依存をかかえる人びとのための小さなクリニックがある。開設から6年。「ひがし町診療所」がそれまでの精神科の常識をことごとく覆しながら踏み分けてきたのは、薬を使って症状を抑えるといった「いわゆる治すこと」とは別の、まったく新しい道だった。

  • イシ

    イシ

    著者/シオドーラ・クローバー

    3,080 円(税込)

    たった一人この世に生き残ったインディアン、イシの物語。金鉱を求めて押し寄せてきた白人たちは、イシの故郷と仲間たちの命を奪った。峡谷にかくれたイシは、部族に伝わる習慣と知恵で生きていく。

  • ヒロシマ・ノート

    ヒロシマ・ノート

    著者/大江健三郎

    902 円(税込)

    広島の悲劇は過去のものではない。1963年夏、現地を訪れた著者の見たものは、十数年後のある日突如として死の宣告をうける被爆者たちの“悲惨と威厳”に満ちた姿であり医師たちの献身であった。著者と広島とのかかわりは深まり、その報告は人々の胸を打つ。平和の思想の人間的基盤を明らかにし、現代という時代に対決する告発の書。

  • 海うそ

    海うそ

    著者/梨木香歩

    880 円(税込)

    昭和のはじめ、人文地理学の研究者・秋野は、現地調査のため南九州の遅島へ赴く。かつて修験道の霊山があった遅島。豊かで変化に富んだ自然。病を治したり、探し物を当てたり、死者の伝言を伝えたりする「モノミミ」と呼ばれた者たちの存在。「島の山が恋しくて」帰島した青年・梶井との出逢い。地図に残された「海うそ」ということば。「僕はそういうものこそ、ひとの精神の豊かさの現れと、思っているのですがね」 

  • アトリエ インカーブ物語

    アトリエ インカーブ物語

    著者/今中博之

    990 円(税込)

    知的に障がいのあるアーティストが集う場所「アトリエ インカーブ」。世界的評価の高いアーティストを輩出した工房は何の為に、いかにして誕生したのか? 二十年の軌跡と革命の物語。

  • 東北モノローグ

    東北モノローグ

    著者/いとうせいこう

    2,200 円(税込)

    東日本大震災から13年。震災の癒されえぬ傷痕、そのうえを流れた時間はなにを残したのか。福島、宮城、岩手、山形を訪ね歩き、その声を聞き記録した「福島モノローグ」に連なる集大成。『文藝』『河北新報』連載を書籍化。

  • マロン彦の小冒険

    マロン彦の小冒険

    著者/佐藤ジュンコ

    2,640 円(税込)

    特別なことはせず、まっとうに精一杯、生きる。著者の分身ともいえるマロン彦が、ささやかな生活の中で出会う、ちょっとした違和感、コロナや政治の波紋。見過ごさず、立ち止まり、祈り、歩んだ日々。5年分の「小さな祈りと選択」を描いた、著者新境地のコミックエッセイ。

  • 大学生がレイシズムに向き合って考えてみた

    大学生がレイシズムに向き合って考えてみた

    著者/貴堂嘉之(監修) 一橋大学社会学部貴堂ゼミ生&院ゼミ生有志

    1,760 円(税込)

    レイシズムをめぐるさまざまな「問い」にアメリカ史ゼミの学生たちが真摯に向き合った、差別の「いま」を読み解くための入門書。

  • 瞽女の世界を旅する

    瞽女の世界を旅する

    著者/大山眞人

    1,056 円(税込)

    最盛期には17軒の瞽女屋敷があった上越高田。旅先で受けた村人からの情け、瞽女同士の助け合い、出会いと別れなど、村々を門付けして歩く盲女の旅芸人、瞽女の生き様を、高田瞽女の親方・杉本キクエの言葉を通して描く。

  • ある水脈と石川三四郎

    ある水脈と石川三四郎

    著者/山口晃

    3,960 円(税込)

    『ヘンリー・ソロー全日記』訳者・山口晃の初著作、思想家・石川三四郎を新たに読み解いた力作。

  • 平和に生きる権利は国境を超える

    平和に生きる権利は国境を超える

    著者/猫塚義夫、清末愛砂

    1,760 円(税込)

    「天井のない監獄」ガザの人道危機が進む今、パレスチナとアフガニスタンの支援活動を続ける医師と法学者が現地訪問の経験から、〝法の支配〟と〝平和的生存権〟、日本人の私たちがなすべきことを問う緊急出版。

  • ドナウ、小さな水の旅

    ドナウ、小さな水の旅

    著者/山崎佳代子

    2,860 円(税込)

    数多の戦の舞台として苛酷な歴史を持つセルビアの首都・ベオグラード。ドナウ河に繋がる支流をめぐり、時間の旅がはじまる。

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