燃える水滴
著者/若松英輔
1,980 円(税込)
弱き者のささやきを聞き逃さないために。石牟礼道子へ、また多くの逝きし者たちへ、ことばを贈る。詩歌文学館賞受賞の詩人・批評家、若松英輔さんの第三詩集。
燃える水滴
著者/若松英輔
1,980 円(税込)
弱き者のささやきを聞き逃さないために。石牟礼道子へ、また多くの逝きし者たちへ、ことばを贈る。詩歌文学館賞受賞の詩人・批評家、若松英輔さんの第三詩集。
ふわふわ
著者/谷川俊太郎・工藤直子
2,200 円(税込)
谷川俊太郎と工藤直子。二人の詩人が、2001年から2017年にかけて行った5回の対談をまとめた対談集。ふわふわと自由に、わたしたちのこころの空を漂う二人のことば。二人はいつも何を考えているのだろう。どうすれば二人のような生き方ができるのだろう。人と生命と詩と死。優しく降り注ぐ恵みの雨のようなことばたち。
365日のほん
著者/辻山良雄
1,540 円(税込)
春夏秋冬、一日一冊、暮らしを彩る本を。書店「Title」(タイトル)の店主・辻山良雄さんが選んだ、これからの新しいスタンダードともいえる本・365冊を、季節ごとに紹介するブックガイド。キュートな文庫サイズ(やや厚め)の中に、大きな世界が広がっている。傍らに常に置いておくとよい。いつでも、どこからでも愉しめる。
金曜日の本
著者/吉田篤弘
1,650 円(税込)
その三冊には声があり、
語り手が本の中に生きていた。
彼らはどんなときでも、
いつも同じ声で同じ話を同じように語ってくれた。
そんな安心なことが他にあるだろうか
この椅子が一番!
著者/西川栄明
1,980 円(税込)
椅子に関わる専門家100人に、約40項目のアンケートを実施。名作椅子ベスト20、座りやすい椅子ベスト10・ワースト10、仕事がバリバリはかどる椅子、パスタを食べる時に座りやすい椅子、5歳の子どもに座らせたい椅子などなど、回答を基に、シーン別に適する椅子を紹介する。
さきちゃんの読んだ絵本
著者/かわいゆう
絵/木原いづみ
1,980 円(税込)
「こんにちは、かまのすけさん」 さきちゃんは、道で本物のかまきりに出逢いました。おばあちゃんが、かまきりのかまのすけさんのお話を読んでくれてから、大好きになったかまきりに。
つるとはな 第5号
著者/岡戸絹江(編集人)
1,430 円(税込)
人生の先輩たちは、いつも前を向いています。『つるとはな』 5号は、90歳以上の人生の先輩方が多数登場。最高齢は104歳。どの方も自律した精神の持ち主で、こちらの背筋がピンと伸びます。
つるとはな 第4号
著者/岡戸絹江(編集人)
1,430 円(税込)
学校や会社とはべつの、年上のひとの話を聞きたい。自分のいまを見直したり、これからを考えたい。 いよいよ、と覚悟するのは、まだはやい気がする。でも、桜の季節はあと何回だろうと考えることはある。「これからが、じつは長いんだよ」 年上のひとが、ちょっと笑ってそう言う。
年上の先輩の話を聞く小さな場所、雑誌『つるとはな』。
マーマーマガジン for men 第2号
著者/服部みれい
770 円(税込)
ホリスティックな生き方を教えてくれる新しい男性誌『マーマーマガジン for men』、第2号の特集は「A to Zで学ぶパーマカルチャー 超入門」。目次より「Architecture 建造物 | Book 本 | Compost コンポスト | Donation & Gift Economy ドネーションとギフト経済 | Electricity テンダーさんに聞く、電気とわたしたちの暮らし・・・」
永瀬清子詩集
著者/永瀬清子、谷川俊太郎(選)
1,155 円(税込)
妻であり母であり農婦であり勤め人であり、それらすべてでありつづけることによって詩人であった永瀬清子(1906-95)。いわば「女の戦場」のただ中で書きつづけた詩人の、勁い生命感あふれる詩と短章。茨木のり子よりずっと早く、戦前から現代詩をリードしてきた〈現代詩の母〉のエッセンス。
語りと祈り
著者/姜信子
4,400 円(税込)
かつてこの世の物語の多くは、土地に息づく小さな神々の声をもって語られていた。世界を語る言葉は「風土を生きる身体」によって紡がれ、人や鳥獣虫魚草木のいのちが宿っていた。そして、人びとは近代の到来とともにそれをあっけなく忘れた。近代の前と後の断絶。たとえば村共同体の核にあった「神」や「仏」が国家神道によって追放された歴史。あるいは折口信夫が来訪神の祝言に「この世にあらわれたはじめての文学のことば」
声の力 歌・語り・子ども
著者/河合隼雄、 阪田寛夫、谷川俊太郎、池田直樹
880 円(税込)
童謡、詩や絵本の読み聞かせ。声を通した人間のコミュニケーションについて、臨床心理学者、童謡作家、詩人、声楽家など各分野の第一人者が縦横無尽に論じる。ネット中心のコミュニケーションに傾きがちな現代において、人間の肉声の持つ力とは? 「声」の魅力と可能性を語る。現代文庫版追補として谷川俊太郎さんの声に関する二論考を収録。
朝のあかり
著者/石垣りん
990 円(税込)
「自分の住むところには自分で表札を出すにかぎる」 銀行の事務員として働き、生家の家系を支えながら続けた詩作。五十歳で手に入れた川辺の1DKとひとりの時間。「表札」「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」などの作品で知られる詩人の凜とした生き方が浮かび上がる、文庫オリジナルエッセイ集。
開かれたかご
著者/キャシー・ジェトニル=キジナー
2,970 円(税込)
「与えて与えて与え尽くせ」、その後かごには何が残る? 本書はマーシャル諸島出身の若き詩人による詩集である。アメリカによる核実験や気候変動などの背景にある構造に切り込む槍のような詩、伝説の女神から祖母、母、そして詩人自身から娘へと続いていく連帯を描く詩、国連気候変動サミットで朗読した代表作「ねぇ、マタフェレ・ペイナム」ほか計28篇。
電車のなかで本を読む
著者/島田潤一郎
1,760 円(税込)
良いと思うものだけを刊行してきた、ひとり出版社・夏葉社の代表が、これまでに読んできたなかから、自分の体験をまじえつつ、珠玉の49冊を紹介します。著者は、鬱屈としていた20代、すがるように本を読みました。本のなかには、自分と同じように、思い通りにいかない人生にもがいている人がいたり、自分の狭い考えを広げてくれる先達がいました。